紀州の奇祭といわれる尾鷲神社祭礼、ヤーヤ祭が近づいてきました。
最終的な打ち合わせとして、今夜、尾鷲神社参集殿において氏子総代会が開催され、祷務町を含む20町が集まりました。また、中高生も参加することから尾鷲警察署・尾鷲少年センター・尾鷲中学校・尾鷲高等学校の関係者を交え要望や決め事等について意見交換を行ない、ヤーヤ祭についての最終的な確認を行ないました。
ヤーヤの練りへ参加する中学生は黄色い襷、高校生は青い襷をかける事になっており、学校関係者は特に生徒の飲酒や喫煙について留意していただきたいと要望を、そして警察は喧嘩の防止などについて各町へ注意をと要請された次第です。
今年度の祷務町は、1番天満町、2番野地町、3番南町です。1月9日(日)に3祷務町において当屋開きが行なわれており、2月1日(火)午前0時より扉開きをし、午前10時から由緒祭、そして午後7時より在周りが行なわれます。
在周り時には1番祷天満町には、向井町(祷受町)・大曽根町・矢濱町・高町・堀町・今町・新田町が、2番祷野地町には、知古町(祷受町)・新川原町・新町・坂場町・北町が、3番祷南町には、林町(祷受町)・北浦町・野地新町・川原町・中井町がそれぞれ手伝いとして付きます。
2日(水)から4日(金)までは、午後7時30分からヤーヤの練りがおこなわれます。
ヤーヤの練りは、林町・坂場町・野地新町・堀町・川原町・新川原町のグループは、初日1番祷天満町へ、2日目2番祷野地町へ、3日目は3番祷南町へ行き、向井町・新田町・今町・北町・大曽根町のグループは初日2番祷野地町へ、2日目3番祷南町へ、3日目1番祷天満町へ行き、知古町・高町・矢濱町・北浦町・新町・中井町のグループは、初日3番等南町へ行き、2日目1番祷天満町へ、3日目2番祷野地町へ行きます。練り終了後は魚市場へいき垢離を掻き、宮上りをし参拝します。
昨年の練りの模様は、ここから・・・
5日(土)は、午前9時30分から例大祭、正午から大名行列と道中手踊りです。夜になると午後6時に大弓の儀のための垢離を掻き、7時より弓射の儀式が始まります。その後、午後8時40分ごろにお獅子の出御、引き続き祷渡しの儀、祷送りで総てが終わります。
尾鷲では、このヤーヤ祭が終わると春が来るといわれるくらい、寒い時期の祭りです。元々旧暦では正月の時期になりますが・・・
この寒い中、神社境内では、すでに弓射いの練習がはじまっています。小学校高学年から中学生くらいの子らがこの役をしますが、かれらも祷人・潮撫でとともにショードと呼ばれる重要な役目を負います。
この指導は、北浦町の児玉晃典氏がおこなっています。
Photo:Panasonic DMC-LX3
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