奥田尚佳市長、尾鷲市議会を解散する。

 午前中は熊野尾鷲道路の亥谷山トンネル工区の工事安全祈願祭がおこなわれ、小生も議長として今期最後の仕事であろうと心して出席させていただき、工事の安全と関係者のご健勝、そして東紀州の発展を祈願した。

 午後からは、奥田市長からの面談が予定されていたので議長室で待機する形となったが、議長室に入りきれないほどのマスメディアの記者やカメラマンが押し寄せてきた。

 当初は、この面談の意味することは「議会解散」と「自らの進退」の2通りが考えられることから、最初はカメラ撮りのために会談前に2~3分ほど公開を要求されていたので、奥田市長が午後1時30分に入室したときにはセレモニー感があった。その後、二人のみの非公開の面談が直ちに「議会解散」のみであったことから、再度マスメディアの関係者に入室していただくなど慌ただしいなかで、奥田尚佳市長から「地方自治法第178条第1項後段の規定により、議会を解散する」と通知を受けた。

 小生は奥田市長に対して、「議会の解散を厳粛に受け止めます」と言葉を返した。1月に奥田市長が税理士業の兼業違反で書類送検されて以来、「自ら辞して市民に信を問うていただきたい」と言いつづけてきたが、自らを省みず理のない議会解散は残念です。我々議員も混乱した市政を取り戻すために、所在が市民のためにある市政を再確立するために、改めて市民に訴える市議選を余儀なくすることになった。

 この流れは、議会が不信任決議をして、市長が議会解散をしたことから、奥田市長より先に我々が市民に信を問う形となってしまった。我々は粛々と市議選に臨むのみである。

 奥田市長はこの後、予定していた記者会見を行なわず、ハンドマイクを持って市役所玄関前で何かを語って(叫んで)いると連絡を貰い、階下へ降りていったが内容はよく理解できなかった。早々と帰ろうとしたが、集まっていた市民の方から「議長あれを止めてくれ!」と言われたが、時すでに失職した身だったので・・・

 それにしても、鹿児島県阿久根市、愛知県西尾市、そして三重県尾鷲市が理のない議会解散をした首長の自治体として、完全に同じ並びで議論されることとなってしまった。
 また最近は、玄関前の演説、議員定数削減アピール作戦、或いは泣いて見せる等など、各地の首長がイメージ戦略にいろいろと取り入れているようである。

 尾鷲市史の中に、地方自治における不名誉な事例を重ねつつあることは大きな事実です。

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 5月1日付、地元新聞に載った奥田市長の市役所玄関前での演説の記事について、一言申し上げさせていただきます。

 奥田市長は演説中、私を名指して誹謗中傷をしていますが、その数々の発言で、奥田市長が私を否定することについては一向に構いませんが、発言内容について、特に、市議会議員選挙の日程が同紙面に載ったことでもあり、私を支持してくださる方々に誤解を与え、また、不特定多数の市民の皆さんに不信感を与えるような実情から、今回のこのような形で発言をさせていただくこととなりました。
 
 私は議長就任中、市長に対しても、各議員に対しても中立公平を貫く覚悟で、私事の発言や行動をできる限り避けてきました。

 特に、奥田市長に対しては、私の議長就任前の不安定な市政運営を見ていることから、議会運営上の案件で議長室にたずねてくる相談については、議長として、できる限り市政運営の安定を考え、建設的なコメントさせていただいてきました。
 もちろん、その折には議会運営上のことでもあるから、ほとんどが議会事務局長をはじめ担当職員の同席もお願いしてきました。

 そういったことから今回の奥田市長の一方的な発言内容のみでは、(記事の見方により、)これから選挙を目指そうかというものにとって妨害されているのかと思えるほどの憤りを覚え、尾鷲市長たるお方の品格を疑うとともに、問題を摩り替えている、いわば議会解散とともに立場を利用した自由奔放な発言のたびに責任転嫁を証明しているように思えて仕方がありません。

 また、議会の名誉のために申し上げますと、奥田市長が「10人集まって」などの発言についてですが、「奥田尚佳尾鷲市長不信任決議」を有志議員14人が、「税理士法違反の刑事事件についても、市政を混乱させたままで早急な市民への説明会などを行わない不誠実さや、特に、議員とは是々非々であっても、職員とですら協調性を持とうとしない市長の下では、この疲弊した尾鷲市の再建はない」との強い意志から、誰ひとり欠けることなく賛成したことに、当然、議会解散をも14人の議員が想定した行動であり、そのことがすべてを語っていると思います。

 不信任決議の後、自身の責任を省みず理不尽な議会解散した奥田市長のいいわけが私への誹謗中傷のようです。今更、言った、言わないなどの議論をする気など毛頭もございませんが、あえて、私を支持してくださる方々に誤解を与え、不特定多数の市民の皆さんに不信感を抱かせる言動について、極めて遺憾であることから発言をさせていただきました。

 とにかく、頭の中にあるのは、どのようにすれば尾鷲市および尾鷲市民が良くなるのかを考えている以外ありません。


 不信任決議は、「市長の税理士法違反事件に絡む政治責任と道義的倫理観」を問い可決された。奥田市長は「不信任決議された結果」で、不服が新たなすり替えの論理になったようだが、不信任決議に至った理由など、どこかぶっ飛んで行ったようだ。「市民への税理士法違反事件に対する説明責任をはたしていたら・・・」「ことあるごとに問題を摩り替え責任転嫁をせずに、自らの信任を市民に問うていたら・・・」、たぶん市民の奥田市長に対する認識は違ったように思われる。


 1月にこの問題が発覚した折に、正副議長、議会運営委員会正副委員長の4人で市長室を訪れたことを始め、再々、「自ら辞して、市民に信を問うていただき、出直してほしい。」と一貫して言い続けてきたのだったが・・・

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  by mikikazu82 | 2009-04-28 17:20 | ミキカズの活動日記

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