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奥田尚佳尾鷲市長、仲間入りする。

 奥田尚佳尾鷲市長が地方自治法の精神をはき違えている市長として、地方自治法や公職選挙法無視とも思える言動がきっかけの鹿児島県阿久根市長、そして愛知県西尾市長と当市奥田尚佳市長は自身の不祥事により、議会から不信任され、首相気取りで議会解散で答えたことで、地方自治法が定める趣旨をはき違えているとしか思えないとして、中日新聞(5月6日付)の社説で大きく取り上げられた。

 すでに、2009年上半期で全国ベスト3入りをした。「理不尽な議会解散」という首長の権利を行使した市長として、不名誉な仲間入りをしたのである。

 奥田市長などは、不信任議決が議案と想定された時点で、阿久根市長のマネをして議員定数の削減を模索していたことは自身の庁舎玄関前の演説より明白のように、首長としては地方自治法の精神などそっちのけである。


 小生は、尾鷲市政の混乱が大問題であり、奥田氏自身が混乱することを避けるために「自ら辞して、市民の信を問うべし」と、あくまで彼のために言い続けてきたのであったが、決断したのは混乱してしまった奥田氏自身による議会解散であり、そのことにより尾鷲市をより混乱した状態にしてしまった。謙虚さのかけらさえも見ることができなかった。

 議会は不信任決議を行うについて、慎重な取り組みをしてきたこと(市民生活に直結する当初予算の通過やプレミアム振興券の実施)は周知の事実であり、こういったことに至ったのは、熟慮の結果だったことには違いない。

 そのことは議会解散後、自身が市長の椅子に居座ったことから、市政混乱に対する市民の目が日増しに厳しくなってきたような気がしてきた。黒塗りの公用車を権力の象徴のように言い続けてきたが、このことはあくまで使い方が問題であったのではないかと思う。何故なら、市長車も議長車も購入後10年以上経過しているものを大事に使ってきたし、議長車などは、これまでにも助役や収入役の出張にも使用したり、或いは、できるだけ相乗りをして効率の良い使い方をしてきたからである。むしろ、この社説の意味からすれば「自身の不祥事が発端で不信任となったはずなのに、議会解散を簡単に行ってしまう意識」こそが、もっとも権力志向の強いことを表しているように思えてならない。




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  by mikikazu82 | 2009-05-07 22:30 | ミキカズの四方山話

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