第25回全国尾鷲節コンクール 【番外編、BATI‐HOLICがやって来た!】
このグループの演奏については、以前に県立熊野古道センターに屋外設置された『尾鷲ひのき舞台』で行われた演奏を知っていたこともあり、尾鷲高等学校赴任時代に一緒に環境問題を取り組んだことのある今津先生(現在は、木本高等学校)の一押しもあり、今回の25回記念事業として彼らを迎えたのである。
このグループの特徴は和太鼓の演奏のみならず、その地域の民謡を元にした踊りや唄なども盛り込み会場と一体感を創造するステージとなることである。
そんなことで、予選が行われた7日(土)のアトラクションは地元尾鷲節保存会の尾鷲寄席太鼓の後に出演したことから、さすがは「尾鷲節の話題を語りながら・・・」会場を埋め尽くした市民の方々との距離を縮めるようなかたちで、若い演奏家たちによって老若男女の市民のみなさんに楽しんでいただいたステージとなったようだった。
津軽地方の民謡踊りで、全国民謡大会の舞踊の部で優勝したとのことである。民謡の舞は様々であるが閉ざされた北の郷の唄も踊りも神々にいわれがあるものが多い・・・、確かに普段目にする日本舞踊とは舞い方が違うようであった。
このあとも和太鼓の演奏に銅鑼など他の鳴り物が加わり躍動的な演奏が特徴でもあったが、「地に根ざした」ことをアピールしていることから、ここ尾鷲節の郷では「元唄、なしょまま」を彼らのオリジナル曲の中に組み込み、会場にいた尾鷲市民をとりこにしてしまったようであった・・・
演奏と演奏の間に彼らが客席の観客話しかけ、そしてうなずく・・・
演奏のさびの部分では、度重なり絶賛の拍手や感動の拍手が・・・
ダイナミックな演奏とひたむきな姿勢が伝わってきます・・・
これ以上は、彼らの生ステージを観ることをお勧めします。
これで第25回全国尾鷲節コンクール特集を終わります。
25年間も続けられたのは、多くの市民のみなさんのご理解やご支援、そしてご出演してくださったり、景品のご提供を賜りますご協賛してくださる個人や団体の支え、何よりもボランティアで郷土ために参加してくれます実行委員のみなさんや行政側のスタッフが一体となって培われ、ここまできたと言い切れます。
改めて、お礼申し上げます。
この25年間の全国尾鷲節コンクールを通じたまちづくりの実績やノウハウは、市内のイベントづくりや物産展づくり、あるいは組織づくりを育んできたといっても過言でもないくらいの存在感のある事業ではないでしょうか・・・
そして25年も続くコンクールは、全国何処を探してもそんなに多くはないといえます。尾鷲市民として自慢してもいいもののひとつではないでしょうか・・・
本体のコンクール・・・、その結果は、実力や時の運など多くの要素が含まれるようにも思います。実行委員会を代表すれば、「どなたにも優勝してほしい!」ことには違いありません。
出場者のみなさんや唄い手さんに出場を進めてくださる各民謡会派会主さんをはじめ、関係者のみなさんにお礼を申し上げます。
記事を読まれたら、「にほんブログ村」人気ランキングもチェックを!!
地方議会議員の活動ブログ/全国人気ランキングは、ここから・・・
三重情報(尾鷲発も多数あり)ブログ/人気ランキングは、ここから・・・
by mikikazu82 | 2009-11-10 08:49 | 尾鷲節