人権トップセミナーへ出席しました。

 尾鷲県民センター主催の「200年度人権トップセミナー」への出席案内をいただいていたので、横田副市長や各課課長などとともに山本議会事務局長と県尾鷲庁舎5階へ出向きました。

 今日は、『共に生きる社会をめざして ~暮らしの中の人権~ 』と題し、NPO法人 ステップワンの副理事長の職にある宮崎吉博氏が講師でした。宮崎氏は、伊勢市立五十鈴中学校校長を昨年、定年退職した教師のキャリアを持つ方で、講話の上手さと数字などの記憶力が優れており、聴衆していた県職や市町職のみなさんも壇上の講師の身振り手振りで話される姿に集中していたように感じました。

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 講話は、人権を置き去りにした格差社会とは・・・、この部分では格差社会の解消には「金」と「人間」の溜めであるとし、お金は別としても人間関係の溜め=地域で老人をみていこうとの考えなどが紹介されました。それは地域コミュニティーがなくなっていることが格差を余計に広げているという考えです。それを救うのが人権であるという理論です。
 そして、政治責任が転換され自己責任となっていることが格差社会をつくっているとのことで、貧困率(高所得者と低所得者の差)をみると日本は先進国ではアメリカに続いて2位で、差が無いのはデンマーク・ノルウェー・スウェーデンと福祉国家といわれる所以のようです。

 「人権」とは、1980年代終わりに「Human Rights]として「人(の)権利」=「人権」として定義付けられ、「それぞれの人が幸せを求める権利」と位置づけて、一人ひとり違うが共に生きる社会をめざすべきであると・・・


 後半では、部落差別にも触れ、「同和」とは・・・と初歩的な説明において、語源として1926年に元号を決めるの勅語(元号案は「神化」「元化」「昭和」「神和」「同和」「継明」「順明」「明保」「寛安」「元安」の十種)にある「人身コレ同ジク、民団コレ和シ」からの引用で、1965年に始まった同和対策審議会など行政用語として、被差別部落を同和地区、部落問題を同和問題と称することとなり、戦後政府もこれを踏襲していることを説明していただいた。そして、以前にあった士農工商の身分問題の見直しなど、近年の「部落史の見直し」から「出自」の意味と焦点化しているとのことであった。

 講話の最後は、高齢社会の課題として高齢者(65才)とは・・・、このことについても、65才とはドイツで年金の支給が始まった年齢が基準になっており、国により寿命も違うこともあるが高齢はみんなが経験する人権問題でもあると言い、また、「共に生きる」という発想は障がい者問題から生まれたもので、ノーマライゼーションとは何か、機能障害が起こり能力が低下する、そして社会的不利を負う問題が生じることなど・・・

 少しばかり項目が多く話の焦点がつかみ難かったが、タイトルのように人権とは様々な暮らしのシーンで考えられる問題であり、だからこそ「共に生きる社会」をめざすことを・・・と、講師の話の内容を受け止めたのであった。

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  by mikikazu82 | 2009-11-26 20:38 | ミキカズの活動日記

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