予算審査が行なわれ、幾つかの質問をする。

 予算決算常任委員会が9日(木)に開催された。第2回定例会より上程された総ての会計の予算は、この常任委員会で審査され、基本的には関連する質疑はケースbyケースであって然りでもあるが、議案に関係のない其の他などは一切ない。

 小生が今定例会で審査される予算について、委員会でその内容を質疑したことを少し・・・

①市長公室では、「ふれあいバス八鬼山線及びハラソ線運行業務委託料(2千999万1千円、平成23年度)」と「尾鷲市コミュニティバス指定管理料(1千150万円、平成23年度)」が債務負担行為補正された。これらは23年度4月からの委託業者を入札するため、事前に議会の承認を得るものである。これについては、競争入札なのか随意契約なのか・・・、人命を委ねる事業なので、これまで事故や問題は無かったを確認した。

②防災危機管理室では、「土砂災害情報相互通報システム整備事業について(3千662万3千円、県受託事業)」問う。この事業は平成19年に「土砂災害情報相互通報システムが整備され、県からの情報をweb・メール・フリーダイヤルを通して提供されています。そして平成20年度には防災行政無線アンサーバックシステムが整備され相互通報機能を補充されています。
 しかし、停電に使用できないことや高齢者はパソコン等の活用が難しいことから既存通信インフラに依存しない自己完結型の通信インフラを整備するもので、4.9GHz広帯域無線LANを使ったIP電話ネットワークを構築するもので、ネットワーク上のIP電話端末とで相互通話を確保するもので、防災拠点や避難所、消防詰め所、庁舎各課などにIP端末電話が配布されます。

 そこで、IP端末電話の電源について問うと、バッテリーが約一週間持つとのこと、また、これから携帯電話の普及がスマートホォンの時代になると想定されることから、個人への情報配信について関連を伺うと、今回のシステムでは考えられていないことだということでしたが・・・、しかし、個別防災無線が完全整備されていない当市にとって、このスマートホォンへの配信が可能となればとの考えから質問をしてみましたが、この可能性はもっと先の時代で適うような気もします。思考(ソフト)こそ、機材(ハード)として開発される大きな要因なのです・・・

③福祉保健課では、総務課が説明した人件費は概ね人事院の勧告に準じる措置でしたが、時間外手当全課で551万4千円追加補正されていた。一般質問をしなかったら本会議場で問うていたのだが・・・、特に、事業課ではない福祉保健課での183万円の追加補正は仕事量が増したのか、配置職員数が不足しているのか・・・などが考えられることから問うと、年の途中で出産などによる休暇などがあったことからとのことだった。
 特定の職員の超過時間外勤務は、心身の健康にも問題となることがあるので、そのことも踏まえ発言したのであったが、この補正額を考えると仕事量により臨時職員補充の方が良いこともある。

④環境課では、「資源ごみ収集運搬業務委託料(1億2千690万2千円、平成23年度~24年度)」の債務負担行為補正について、特に紙パック、ペットボトル、白色発砲トレイの回収について、現在以上の分別収集の徹底を図らないのかと問う。
 この資源ごみは、焼却するほうがコストが安くなる説もあり、自治体により分別収集のし方が違うようで、特に当市は決まりが穏やかなのである・・・、30年近く前に始まったゴミの分別収集は当時の市役所所管課長が自治連合会の総会まで出向き、「ゴミの分別収集を徹底してほしい」と依頼をするというくらい、行政と住民自治は相揃っていなかった時代であった。このゴミの分別収集の徹底と生活排水の見直しによる河川や海の浄化などの事業を自治会自らが行なっていこう!と、丁度、自治連合会の号令で自治会による住民自治がスタートした頃と言っても過言ではない。
 その頃を振り返ると、現在は市民個々の認識は高いものの全体的なまとまりとした取り組みでは、他の自治体に比べればその徹底さにおいて、はるかに劣っているように感じるので、今一度ゴミの分別収集の徹底を訴えた。
 海に近い第1次産業を基幹産業とする周辺地区では、廃油を石鹸にするなど、その取り組みは続いている。沖縄の比嘉氏によるEM論を生ゴミから堆肥にすることもその時代の取り組みである。しかしながら、大きな問題は中心市街地の環境問題である・・・、当市では、すでにごみ焼却炉の耐用年数も過ぎ相当な老朽化の中で莫大な修繕費をかけゴミを焼却している。生活にかかせないインフラ整備の改修について、具体的な整備策等、真剣な議論の時期に来ていることには違いない。

⑤最後は尾鷲総合病院です。平成23年4月より眼科が常勤医師により再開されることは、すでに生活文教常任委員会で発表されていますが、そのことにより医療のための機材等が整備されることから関連予算が補正されています。
 小生や他の委員の質疑を統合すると、白内障などの手術に関係する機器の購入費として2千35万円、その他の機器の修繕費用411万6千円が必要とのことと、使えなくなっている白内障手術用機器の資産額が64万6千円(帳簿価格)となっているのでこの固定資産を除去する費用として同額を固定資産から省くこととなり、凡そ2千826万2千円が積算される。要望として、今回の眼科診療室の機器導入等の明細を作成されるようにお願いした。
 はじめの予算説明時に、眼科診療室についてまとめて説明してくれれば、科目ごとに聴く必要も無かったことだったのだが・・・

 このらの予算の他に、「尾鷲市民文化会館指定管理料(1億4千713万4千円、平成23年度~25年度)」の債務負担行為や三木小学校・三木里小学校・三木幼稚園への給食実施費用で給食運搬車等備品購入費98万2千円と給食用の備品購入費など159万3千円の計257万5千円が補正されていた。
 小生にはよく知っている部門とか、特に小学校給食については、そもそも議員全員での懇談会での要望でもあったことから、議会から教育委員会や市長にお願いをして事業を進められた経緯もあり、聴く必要も無かったのかもしれないが、賀田小学校から、初めて運搬による給食サービスになることから、その辺について懸念される具体的な問題点はないか・・・とかチェックもあって然りだったかも知れない。
 この給食事業については、今後、生活文教常任委員会で経過を見ていけばいいであろう。

・・・あくまで、小生が行なった質疑を中心に記述しています。


 小生の考える議員活動には、本分として定例会や委員会へしっかり出席し、その審査時の質疑だと考える。もちろん一般質問もである。
 日ごろの市民との会話や建設的な政務調査があれば・・・INGが分かるはずだし、質問の形もつくれる。また、条例による判断や予算の基礎が分かっていれば説明など聴かなくても審査の対象となることが分かるはずである。執行部の誤字や数字間違い探しもチェック機関の補足的な仕事かもしれないが、本質的には条例や予算といった中身であり、審査の対象は施策と予算が市民や市政運営に真っ当かなのである。

 この予算決算常任委員会は、上程された議案の範囲だけを審査することから、これまでのようにその他でお茶を濁すようなことができないのが特徴である。予算により地味なことばかりかもしれないが、この委員会の審議に執着しているだけでも市の中身が分かり、施策が市民に説明できるような気がする。
 何故なら、執行機関は施策遂行のために「どのように予算を組むか・・・」が、一番神経を使う仕事と小生は受け止めているいるからである。
 

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  by mikikazu82 | 2010-12-11 10:43 | ミキカズの活動日記

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