三重紀北消防組合の総合訓練が行なわれました。
この総合訓練へは、総勢62人が参加し、防災ヘリ1機、車両14台が使用されました。なお、当然のことですが各消防署には住民の生命や財産を守るために、訓練に参加しなかった約半数の消防署職員が通常勤務に就いています。
救出は実践さながらで、各消防署での日頃の訓練が成果として、この総合訓練で生かされていると感じました。
ここでは建物の3階に取り残された負傷者を、外のはしごで駆け上った消防士が連携して、被害者を下へ降ろしているところです。
訓練は緊迫したもので、運び込まれた負傷者を素早い判断の下、現場に設置された救助テントで救命等の処置が行なわれ搬送用の救急車を待ちます。
三重県防災航空隊による空からの救助と、現地での負傷者をヘリポートを使って病院への搬送など、万が一にも災害が発生したときのことを考えると「備えあれば憂い無し」の如く、繰り返し訓練の必要性と住民の災害に対する意識の高揚を痛感しました。
※ この三重県防災航空隊へは、各消防組合から選ばれた消防士が出向しているそうである。 高い技術力がいる救助の手段も日頃の訓練が大切なのである。
最初の訓練では崩壊した建物の上空から被害者の救出だったが、この写真では重傷被害者を遠距離の病院に運ぶことを仮定してのものです。
被害者は生死を彷徨っている状況が想定される。
人命救助の現場で訓練です。人工呼吸や電気ショック、救急救命士に許可された範囲であらゆる手立てが施されます。
訓練の最後は、三重紀北消防組合の管理者である伊藤尾鷲市長が総評を行ないました。今回の総合訓練には、副管理者である奥山紀北町長や真井尾鷲市議会議長・尾上紀北町議会議長と紀北町議会議員、尾鷲市議会からは奥田副議長・南 議員・高村議員・内山議員・神保議員・北村議員・田中議員・濱中議員・端無議員と小生/三鬼和昭が見学に参加しました。
by mikikazu82 | 2007-06-26 15:59 | ミキカズの活動日記