『尾鷲市財政の現状と今後の見通し、その2』(財政健全化への取り組みと市税&地方交付税の推移)
小生の9月第3回定例会での一般質問における指摘のように、財政危機宣言時の直接の取り組みでは海洋深層水取水整備事業やし尿の陸上処理施設事業(クリーンセンター)はカウントされておらず、この整備事業を行なった後の財政では基金の減少や市債の増加とともに公債費率への影響が出てくるので、厳しい財政運営を強いられることは当然想定されてきたことある。そう言ったことを前提に、財政の現状と今後を見通さなくてはならないのであって何でもかんでも出来るものではない。今は望めば望むほど将来に過言を残す傾向にある。
市がその資料として、議会へ提出してきたのは下記のものである。
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財政健全化への取り組みとして・・・
市税の推移は・・・
地方交付税の推移は・・・
その健全化策の効果と歳入(市税&地方交付税)との比較では・・・
この表の下段に記載されているように、財政健全化策より歳入の減少が大きく響いていることと歳出の中の固定経費が大きいことから、経常収支比率のみならず財政規模の縮小は当然ながら思い切った歳出削減が不可欠となってきている。
by mikikazu82 | 2007-12-28 13:47 | ミキカズの四方山話