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尾鷲中学校/第1棟校舎は閉鎖!

 午前10時より生活文教常任委員会(南 靖久委員長)が開催され、田中稔昭教育長・吉澤寿朗教育総務課長・三木正尚生涯学習課長ほか担当者に出席を求め、尾鷲中学校第1棟校舎の閉鎖に伴う諸問題についてを議題として委員からの質疑がありました。

 この問題には2つの大きな議論の要素があり、1点目は、休校舎となり雨漏りや外壁の損傷や手摺りの腐食など老朽化が激しく、耐震性の低い建築物の取り壊しが尾鷲中学校PTAから陳情されていることや、それに以上に卓球部が活動に使用していて生徒の出入りが自由なことから、7月4日の学校耐震計画説明会の中で生徒の安全と保護者の安心から建物の閉鎖が要望された。

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 剥がれ落ちている外壁や腐食しているベランダの手摺り

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 2階にある教室、雨水が溜まったままである。

尾鷲中学校/第1棟校舎は閉鎖!_e0111346_18295152.jpg 3階にある教室、雨水が溜まり壁にカビが発生している。
 この雨漏りは建物全体の電気設備の漏電が心配され、生徒の使用する卓球部練習教室では電気の使用を禁止している。

 2点目は、陶芸教室の移転が平成20年度 第1回定例会(3月議会)で予算(353万8千円)化され、第2回定例会(6月議会)で補助対象とならなかったことから減額補正されたことで何点かの疑義があり議案が否決されたことである。この2点目についても水道部跡への移設の陳情が出ていたことから、3月議会では場所も含めての予算計上であった。しかも当初は、この第1棟校舎を解体することが含まれており、或いは閉鎖することが想定されたとしても陶芸教室の移転なり電気炉の移設が不可欠となり、6月議会の補正予算では全額減額ではなく移転費なり移設費なりを確保するための財源更正した計上をしておくべきではなかったかという疑義があったのであります。

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 左から2基が市所有の陶芸用電気炉(1基は寄贈を受ける)


 今日の委員会での議論も保護者の要望や管内視察での現況把握から一日も早い校舎の閉鎖が提案され、それを受けた教育委員会も生活文教常任委員会の意向を重く受け取り閉鎖に対する措置に向けて進められるように認識した。 
 今後、陶芸教室の移転については教育委員会等執行部の熟慮の中で決定するであろうと想定できることから、早急に尾鷲中学校/第1棟校舎の完全閉鎖を進め出来る限り早期解体をして教育環境の充実を図るべしと考えるのである。

 今日の委員会のやり取りについては、第2回定例会(6月議会)時において現地視察を入れた上で議論をすると、市民のみなさんにも分り易かったのではと議案として補正予算(第1号)を審査する所管委員会の委員の一人として反省である。

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  by mikikazu82 | 2008-07-14 19:14 | ミキカズの活動日記

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