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九鬼中学校が自然閉校!

 市立九鬼中学校は教育委員会から試問を受けた尾鷲市小・中学校の適正規模適正配置検討委員会(吉川忠文会長)から一昨年、児童生徒数の減少から九鬼小学校とともに「早急に統廃合を検討する必要がある」と答申されるも、九鬼中学校PTAが中心となり保護者や地元の人たちとともに存続運動を展開し学校説明会やビラ配布、学校開放、市P連広報での学校紹介などで児童や生徒の誘致活動にも取り組み、小生ら議員有志も声をかけられ九鬼地区での懇談会を設けている。また、懇談会での九鬼地区の方々の考えをくみ取り教育委員会との意見交換会を持つなど取り組んできたのであった。

 この結果、九鬼中学校へは昨年度までに2年生3人と3年生2人の計5人の転校生があったが、今年度は3年生だけ5人となり、1年生と2年生の各1人、それに3年生の1人の計3人が輪内中学校へ転校したことで来年度以降の存続が困難との結論に達したようで、統合先を輪内中学校と希望するなど一定の条件を示しめしたことから、7月16日(水)に九鬼・早田地区住民を対象とした懇談会を、教育委員会が意見を聞く場として開催することを九鬼中学校PTA会長から書面を持って案内いただいた。

 これまでの統廃合の形式とは違った閉校となるようであるが、九鬼地区に於いてもどこでも同じように学校が無くなることは寂しいことには違いない。しかし、今は子どもたち優先の教育を考えるべきであり、地元の小学校や中学校を出て、高校や大学、そして社会人になったときに答えがだせるべき良い教育環境の定義をもう一度みんなで見つめ直すべき時期に来ているとも言える。

 小生、この日は議会運営委員会の管外行政視察の日程と重なることから傍聴させていただくことが叶わぬのであるが、やはり子どもたち中心の教育環境をみんなで考えてほしいと願うのであります。




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  by mikikazu82 | 2008-07-14 20:14 | ミキカズの活動日記

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