議場は、議員にとって『聖域』である!
・・・が昨日のこと、せっかく傍聴に来てくれた市民のひとりを帰らせてしまった。傍聴規定にある「身に着けているものの判断」で要請したからである。彼にとっては正装の一つとしての位置づけがあるのだろうと言うことが理解はできないことはないのだが、小生には、頑固で融通が利かない部分があるだ。
議員にとって、先ず議場で態度を明確にすることが本文である。 よって、その態度を示す場所こそ聖域なのである。だから、その聖域で採決を行なう最終日に、議員の議員たる権利を駆使しない議員など、病気などよほどで無い限りいないのである。
小生、議長をしている以上、そこの整理権を唯一委ねられている以上、譲れないことがある。
そんなことから、心情的にはせっかく傍聴に来ていただいた市民を帰してしまった申し訳ない気持ちと、議会運営上妥協できない気持ちが交差したが・・・、そのまま黙っていることもできないし、ましてや誰かに指摘され議場内で注意することや、かと言って見逃すこともできないのである。
偶然、今朝再会したので、「せっかく議会へ来ていただいたのに、追い返したようで申し訳ございませんでした」と詫びると、「いや、当然のことを言っとった。それでよいんや!」と気分がよくなる会話をすることができ、尚且つ、「あれから議員控え室で関係する職員の方が傍聴していたので、一緒に聴かせて貰ったんや」と議会にも関心を持ってくれていたので、次も傍聴に来てくださいとお願いしたのだった。
余り力む気などさらさら無いが、議員諸兄のご理解を得ながら是々非々で議会運営に勤しみたいと思う。
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by mikikazu82 | 2008-12-16 21:47 | ミキカズの四方山話