四方山話をしてみると・・・

 議員として日課としていることのひとつに、地元新聞2紙に必ず目を通すことである。尾鷲市を中心に記事が書かれている地元新聞は議員活動をする上で、市民のみなさんの直接の声とともに大きな情報源である。

 矢の川沿いを最近歩いた人が河川敷の無数のごみをみて、議員に八つ当たり?みたいな投稿をしていた。特に市長職と違い、十人十色であっていいのが議員職であることから、環境に関心がある議員とか、福祉、教育、あるいは産業振興であったり、まちおこしやイベントなどにそれぞれ関心を持ち実践しているのである。しかし、様々な情報総てを把握しているわけではない。

 自治体(市役所)は業務の分類だけでも、予算書的に言えば第1款から第12款までの議会費・総務費・民生費・衛生費・農林水産費・商工費・土木費・消防費・教育費災害復旧費・公債費・予備費がある一般会計と、尾鷲市国民健康保険事業特別会計、尾鷲市老人保健医療事業特別会計、尾鷲市後期高齢者医療事業特別会計、尾鷲市公共下水道事業特別会計、尾鷲市病院事業会計、尾鷲市水道事業会計があり、合計すると200億円を超える予算と、紀北消防組合及び紀北広域連合の予算があり、議員はそれを審査し事業をチェックする。そして、時には監査を行い、当然決算審査を行う。また、尾鷲市民文化会館や須賀利巡航船等の決算や事業計画や予算の報告を受けチェックする。

 もちろん、これらは定例会や臨時会が開催され審査等がおこなれるわけであるが、病院事業などを含めると500人近い職員が各課ごと直接仕事をする行政、その執行部の職員の管理者である市長職と違い、議員職はいわば個人事業者のようなものなので、これら総てを各々議員が自ら審査しなくてはならない。だから議会が開催されていないときでも政務調査をおこなったり、財政、あるいは事業成果などを精査して、議会に対応するのである。議会中でないときでも取り組んでいないと上記のように大量の審査やチェックは出来ないのである。また、小生の「ミキカズの予定表」を見ていただいたら理解願えると思うが、日ごろはなんやかんや行事や事業があり参加もしている。もちろん各議員の活動のあり方は様々である。議員は総合職的な市長職と違い、15名(1名欠員)の議員が財務に明るいとか、まちおこしに関心が強い、福祉・環境・教育等々、それぞれ得意分野があっていいと思う。

 また議員は、市長のように専従職でないことから、家業や会社経営、あるいは就職していることもある。それは、専従でないことはもちろんのことであるが社会保障費などが自己負担な立場から、議員のみで子育てなど出来ないような議員報酬額を考えれば他の職業と兼務しなくては生活が成り立たないからである。

 議会費(議員報酬・義務局職員給料、旅費・会議録反訳等委託料・負担金・補助金などの議会運営費)は、一年間における一般会計の構成から見れば全体予算の1.6%くらいである。現在の市長と議員との二元代表制(両方が別々に選挙される)を考え、地方分権がより進む中では、どちらも質の向上が求められて当然のことから議員職を専従化へとのあり方も一考すべきと専門家の指摘もある。


 まぁ、いろいろと書いたが小生自身は粛々と議員として務めているわけで誰が何と言おうと卑屈になる気などはないが、1月17日(土)付け高田大禮氏の「テンゴ」なる、投稿コーナーなのか、連載コーナーなのか分からないが、その記事の内容に対し議会の代表として議会事務局長に立ち会っていただき本人と話をさせていただいた。同氏が所用を済まされた午前中のことである。

 相手にとっては抗議と受け取ったかもしれないが、議員の誰をさしての文章なのか分からないが議員報酬の表現から、不特定多数と市民に判断される表現なので結果的に議会全体を指摘されていること、もう一点は矢の川のゴミについて、何故口頭なり文書なりで議会に情報の提供をしてくれず、何の解決策も議論しないまま議員がどうのこうのと書かれていたと言うことが話の内容である。

 ポジティブさが勝る小生は、曖昧なことやなぁなぁなどと妥協しない悪い癖が出てしまうことがある。当然今日の話は、議会活動のあり方について持論を展開するわけであり、様々な情報や議会に対する意見や改善すべきと思われる点については直接いただきたいこと、あるいは議員個々のことにしても・・・、それと、こんなまちの景気が悪くなりつつあるときに、お互いに悪口や足の引っ張り合いなど陰気臭くなるようなことはやめて、市民・執行部・議会が正三角形の形を崩すことなく尾鷲を守り抜きたいことを伝えさせていただいた。高田氏には理解していただけたと思う。

 市民として、「矢の川の多数のゴミを何とかせなアカン!」ことに市とか県とかのテリトリーなどないが、この河川管理が県と言うことで、「両県議さんにも言っといて!」などの話題もあった。小生個人としての意見や考えはあるが、人は立場立場での発言があると思うので知ったモン同士でない限り、暫くは小生の主観が強く出ないように気をつけることにする。


 一部の方から「新聞へ反論を投稿すべきではないか」とご指導をいただいたが、今こんな時期にはたから見れば滑稽であり、まちがますます暗くなるような情けなく無駄な労力を使う時間があるのなら、もっと重要な課題に取り組みたいと答えさせていただいた。気持ちだけはありがたく貰っておくことにします。





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  by mikikazu82 | 2009-01-19 23:14 | ミキカズの四方山話

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