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全員協議会が開催されました。

 全員協議会が午後1時より開催されました。「ミキカズの予定表」で記したように、中川悪臭問題については23日(金)に中川悪臭対策協議会での報告の後、「安全宣言」が行なわれたことや協議会が解散されたことなどや、今後について確約書が交わされたことが報告されなしたが、生活文教常任委員会での地域貢献と調査費用などの請求については、奥田市長の説明が混同していたことから「地域貢献は地域貢献であり、調査費用の請求については別件である」ことが確認された。

 このあと、東邦石油㈱総合排水および雨水排水系統の位置変更工事の実施についてと、「謝罪広告等請求事件」訴訟について経過説明が行なわれた。

 そして、午後1時30分過ぎから「市長の税理士法違反問題について」の議題に入った。

 この議案に対する内容は地元新聞に掲載されるであろうと思うので、集約すると大多数の議員からは「税理士法を違反をしたこと、そして、その違反を指摘されながらも税理士業を長く続け告発されたことを重く見て、市長として法を犯したことを認めていることから、政治倫理に欠け市長職を担う資質に欠ける」或いは、「自ら辞して市民に信を問うべき」との発言がほとんどであったように思う。

 奥田市長は、「自ら辞することも選択肢である。あるいは、今は司直で取調べ中である」など、心の中で迷走中なのか?、作戦なのか?理解できないが、この言葉ばかりを繰り返すことから市民に対する誠意が薄れてしまうように思った。

 人は潔さも、大切な人生を生かすことになるようにも思う・・・(ひとり言である)

 しかしながら、「大多数の議員の声!」であるから、議員もよくよくのことであろう!

 小生は、この議題に入る冒頭に、今回の問題に対する議論の方向性について、下記のような発言をした。




小生の会議冒頭の発言・・・

 この議題において、奥田市長より説明、あるいは議員のみなさんよりの意見をいただく前に私のほうから少し経過と確認事項を発言させていただきます。

 先ず今回の件は、奥田市長と議会或いは議員の誰とも対峙した問題ではなく、奥田市長自ら、いわば今の市長職で言うならばサイドビジネスとした税理士業での法令違反であり、いわば政治家の倫理に関する重大なことであると認識しています。 

 このたびの奥田市長の税理士法違反問題は、税理士法第43条の業務の停止に係わるところで、「税理士が報酬のある公職に就き、その職にある間において税理士業務を行なってはならない。」に触れていることから、特に地元税理士会や名古屋国税局からの指摘にも関わらず、結局はそこから告発されるような形で三重県警より書類送検されました。

 書類送検された後のことはさて置いても、過日開会された議会運営委員会での奥田市長の発言について、政治家の倫理的なことから言えば余りにも責任回避の部分が多分にあるように感じ取れます。

 1点目は、税理士業を行うについては、例え公認会計士であれ税理士法では第18条の登録などにより「日本税理士連合会に備え付けの税理士名簿へ登録し、税理士証票を受け取る」ことになっているようですし、第28条では、「税理士証書の返還」として、やはり、「税理士は第43条の規定に該当することとなった場合は、遅滞なく税理士証票を日本税理士連合会に返還しなくてはならない」とされています。そういった規定にも関わらず、市長と言う公職についてからも延々と税理士業を続けていたことは遺憾であり、また、市長が議会運営委員会で縷々説明されたことは市長の確執だけのように思え、法令を遵守すべきことを置き去りにした社会通念上、常識に欠けた行為を市民の代表であり、尾鷲市の顔としての市長職に対する認識に欠けていると思えて仕方がありません。

 そこで、今回の重大な部分である税理士証票は、いったい、いつ返還されたかご説明してください。

 2点目は、あなたは、先般の議運の場で、市長選に立候補する時に東海税理士会や県選挙管理委員会に問い合わせたと発言していますが、特に議会から県選挙管理委員会に問い合わせたところ、市長の発言した問い合わせについても、あったのか・なかったのかは確認できませんでしたが、「あったとしたら市長選挙に立候補できる被選挙人であるかどうかしかその時点では答えようが無い。」とのことでした。

 ちなみに今日の会議で結果をだせる部分ではございませんが、公職選挙法では、第11条に「選挙人及び被選挙権を有しない者」が規定されていますし、地方自治法第143条には、普通地方公共団体の長、いわゆる市長が被選挙権を有しなくなったときの規定がうたわれていますから、県選挙管理委員会の説明が納得でき、余りにもあなたのように有能な方の発言としてはふさわしくないように思います。

 3点目は、やはり議会運営委員会で述べていた、「市民のみなさんにどのように釈明して、なおかつ、信を問うつもりか」また、県警の取調べについて市長自身「後日説明する」と話されていますが、一週間の時間を置いた今、その説明も求めます。


税理士業については12月22日に手続きをとったようなニュアンスでいたが、今日は「税理士業を閉じたときに返還する税理士証票を紛失して手続き中」と発言する。・・・では、税理士としての証が無いまま営業をしていたのか?或いは、税理士法第28条違反を減刑する策か?・・・など素人ながらに考えてしまう。

市民に信を問う方法として「出直し選挙(市長選挙)で信任を問うのも選択肢の一つと考える」と答える。


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  by mikikazu82 | 2009-01-30 21:52 | ミキカズの活動日記

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