第50回尾鷲市PTA大会が開催されました。
式典は、開会のことばに始まり市PTA連合会/堀内会長の挨拶、そして来賓として奥田市長と県PTA連合会/野中会長の挨拶が行われましたが、式典が始まる前に、会員のひとりが税理士法違反容疑で書類送検されている奥田市長の式典への出席について自粛を求める発言があり、会場は水を張ったような異様な静けさのなかで始まるというハプニングとなりました。そのせいか、奥田市長の挨拶は記念すべき50回大会と言うめでたい式典の席を忘れたかのような自身の言い訳となってしまい、この先どうなるのだろうかと思ったくらいでした。
壇上には上記2名のほかには、北澤教育委員長と地元選出の県議会議員(2名)と小生が、そして別席に校長会等の代表等や県PTA関係者などの来賓が出席していました。
式典は、単組PTAから推薦のあった功労者への感謝状の贈呈などがあり、会場の雰囲気も和らいできたような按配であった。その後、近畿大学人権問題研究所の奥田 均教授による「尾鷲市人権意識調査の結果からみえてくるもの」との演題で行われ、障害者差別や部落差別についての意識調査に見る諸問題を報告していました。
講演の中で印象的だったことは、「合理的配慮」が出来ているかと言うことや、偏見が十把一絡げ如く決めつけてしまう「ステレオタイプ」など、これらの言葉が何気ない日常のなかで「あっ、そうなのか・・・」と感じることがあり、考えてみると気をつけねばと思うことであった。
この講演のあとは、アトラクションとして「児童による発表」として、三木浦子ども太鼓の演奏と向井小学校の「神古道」の演舞が披露され、大きな拍手を得ていた。
演目は、三木浦太鼓、尾鷲節、尾鷲寄せ太鼓など日ごろの練習の成果を披露し、演奏が終わる度に大きな拍手が贈られていました。
向井小学校全学年による「神古道」の演舞は、運動会や熊野古道祭りでも踊ったものを熱演し、会場で見ていた保護者も踊りたくなったのでは・・・
そんな子どもらの熱演により、「終いよければ、すべてよし」見たいな感じで、式典冒頭の大人の不始末が少しは拭い去れたのだろうかと、子どもらによって大人が少しは救われたような感じであった。
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by mikikazu82 | 2009-02-22 23:34 | ミキカズの活動日記