企画展 『熊野の匠たち』 ~ その手に業あり ~
久し振りに熊野古道センターへ行ってきました。
企画展を行なっていても、相変わらず熊野古道センターの職員はいません。
特に、この展示棟は訪れる人がいないと機械的な音声のみの世界なのです。
企画展では、入って目につくのが家具工房はたなかが出展している「栃の家具」です。畑中 昇氏の作る家具は工芸品と言えるほどに一品一品がオリジナリティに富んでいて、観ているだけでも楽しく誰もが匠の品を手に入れたいと思うほどに興味をそそられます。
尾鷲わっぱのぬし熊の作品も味わいがあります。世古効史氏に引き継がれてから、いろんな物産展へ積極的に出品し、新たな作品を生み出している若き匠であります。
高町、「大漁旗」の万助屋 山本昇吾氏はカラオケの大好きな庶民的匠で、子どもらの旗づくりも楽しそうに指導しています。
下の写真は、ニュー匠でひのきシートを自在に操り様々な作品を生み出している「ひのきアート」のNPO法人 海虹路 池田比佐子氏のコーナーです。ひのきは尾鷲の特産品です。
「備長炭」の大自然本舗 えむてい 津村寿晴氏や、「尾鷲傘」の河合屋 富室泰明氏など、地元の匠たちの作品が展示されています。
他の熊野の匠たちの作品も楽しめます。
「那智黒石」の仮屋梅管堂や「熊野花火」和田煙火店など、生業を超えたとさえ言っても過言でないような匠の業の数々が展示されています。
暑い日が続く今日この頃、熊野古道センターでノンビリと午後の一時を過ごすのもイイですよ。何せ、冷房がしっかり効いています。
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# by mikikazu82 | 2008-08-06 19:46 | 尾鷲よいとこ四方八方