生活文教常任委員会(内山鉄芳委員長、出席委員6名/8名)が尾鷲小学校・総合グランド、ごみ焼却場の3ヶ所を視察しました。
委員外議員として南 靖久議長と真井紀夫総務産業常任委員長が加わり、午前9時より市役所を出発し最初の訪問は尾鷲小学校です。
今回の視察目的は、「子どもワークショップ」の結果についてと校舎の現状を見ることです。
内山委員長の挨拶のあと、二村学校長から「子どもワークショップ」に対する成果や感想、そしてこれをどのように生かしていくかなどの感想や所見、校舎の老朽化と耐震について実情を伺いました。
下の写真は、濱口教頭から「子どもワークショップ」を映像にしたものの説明をしていただきました。
木造校舎は築57年、そして35年目を迎えようとしている鉄筋コンクリートの校舎の雨漏りや痛みが結構酷い・・・、二村校長曰く、松阪以南の165校ある小学校でも5番目くらいに大きな学校で教育実習にもよく来ていただくが、県下の教育関係者には見せたくないのが現状です・・・とのことだった。
学舎内の廊下に雨どいがある・・・、雨漏りがあまりにも酷いので水道(みずみち)をつけたような感じです。
地震等でひびが入っている部分が落ちないかと心配で、生徒には通行させないように指導をしている・・・、ことでした。
これらが視察の主目的である、学校の耐震化や改修のために取り入れた「子どもワークショップ」の模型です。
以前にも紹介しています。
このあと、二番目の視察は総合グランドです。陸上用の縁石を取り除き、尚且つ土を入れ替えました。
一塁側と三塁側に屋根付きベンチが・・・、1セット200万円というかなり上質なベンチです・・・
トイレや駐車場もきれいになりました。
今日も老人会の方がグランドゴルフを行なっていましたが、本当の意味で多目的グランドとなったかもしれません。もちろん、300m陸上用トラックもこれまでの縁石に代わり段差の無いコースどりができるようになっています。
グランドの土がある程度馴染むまで、もう少しかかるようです。
そして最後にごみ焼却場まで移動です。
このクレーンで吊り上げ計量するようになっています。上のクレーンが4ヶ所レールに乗っており、そこにあるばねで計るとのことでした。
その計量が不安定になっており、また作動具合も芳しくないようです。
そのクレーンに関係する電気機器ですが、これ自体は老朽化です。
このごみ焼却場は平成3年竣工ですからかなり老朽化した施設です。クレーンそのものも今は生産されて無く部品も皆無なので、同じメーカーで新たに製作していただくことが前提条件となる改修工事です。予算は約1千万円です。
もう1件は、焼却された後に残る灰を回収用トラックに積み込むバンカーです。
ダイオキシン対策などのための排ガス高度処理設備(バクフィルター)が設置されており、薬品を使うことからこれらの鉄製設備の痛みも速いようです・・・
この改修工事は特殊となることから随意契約となるとの説明を受けています。工事費は約7百万円です。
ごみ焼却場は、市民の生活に欠かすことのできない事業の大元であり、修理等の財源については、市民の税金のみで工事費を捻出しなくてはならないインフラ整備です。この施設ができた頃は、小生、市自治連合会長を務めておりゴミの分別収集の徹底や、生活雑排水の改善を連合会役員のみなさんとともに各地区自治会の会長さん方と連携して自治会の主たる事業として、懸命に取り組んだものでした。もっとゴミについて家庭から回収、焼却まで市民挙って語りあわなあかんくらい大きな費用がかかっています。
明日は、総務産業常任委員会(真井紀夫委員長)が森林組合おわせを視察します。第4回定例会での一般質問によって生じた林業施行にかかわる問題について、林業及び製材関係の業者の方々から様々な意見を伺っていますが、そういった方々を統括する団体の意見を直に伺っておくことも重要なことから、同委員会の視察に同行させていただく予定です。
Photo:Panasonic DMC-LX3
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