みえ尾鷲海洋深層水の本格取水が再開される。
古江漁港から見る賀田湾で、左奥に見えるのが三木浦漁港である。
手前の山と奥の山の間が外洋へ続く・・・
取水施設の上にそれぞれある四角い形状のものが海洋深層水貯水タンクである。
そして、午前10時より本格的な取水が開始されたとのことである。
小生が古江へ出かけたのは午後であった。
すでに、午前中から改善された様子をうかがいに、岩田市長も見えていた。
そうしているうちに、すでに退職しているが前担当課長の高芝芳裕氏も安堵の顔をしてやって来た。
新産業創造課職員やアクアステーションのスタッフに一通り説明を受け、実際に取水施設を見てみた。
貯水タンクの上から見える古江の景色である。
直ぐ下にあるのが管理事務所を兼ねる交流施設アクアステーションである。
取水管の一部が狭いことや管の長さから未だ深層水ではないが、かなり透明感のある海水である。
海洋深層水貯水タンクの上まで確認に行った・・・、現能力では海洋深層水が取水されてくるのは、午後6時30分くらいからとのことであった。
※写真の海水は総て排水される、いわば入れ替わるのである。
この貯水タンクの上へは、一般のものが上るわけにも行かないことから、水質検査後は二度と上ることはないであろうが、肥満気味の小生は身も重く動作が悪いことから、余計に高所恐怖症のような無様さであった。
この際、海抜より下にある取水ピットもチェックしてきた。
上の写真の青い管(右端)が海側につながっているもので、魚類など生物が入ってくるとこの覗き窓で確認できる。
ちなみに魚など、この裏側にあるピットを開けタモで生け捕るとのことである。また、左側のステンレス製の管が貯蔵タンクへ送り込まれる。
このまま順調に運べば、火曜日には2ヶ所の貯水タンクに海洋深層水が満水となり、その後水質検査(三重県環境事業団)をおこなうことから、OKがでればいよいよ木曜日から利用者への分水ができそうである。
みえ尾鷲海洋深層水利用者の皆さんには大変ご迷惑をかけてしまっている・・・
この写真の白い船の左側に浮かぶ小船はダイバー用で、応急処置したところを水中撮影に行っているところである。今回、取水障害の原因となった屈折個所の海域であり、現在は海上にブイが立てられている。
詳細は、明日文面を持って議会へ報告していただく予定ではあるが、応急処置を施した個所の写真については、今日は海が荒れており、そのうねりで海底もにごっているとのことで少し遅れるようである。
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by mikikazu82 | 2010-04-11 17:20 | ミキカズの活動日記