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『おわせ元気・満足度アップ予算』とは?

 午後から開催された全員協議会は、改めて「尾鷲市水道料金等審議会の答申内容について」事務局の水道部から説明がおこなわれた。

 これは改定率の間違いがあり、再度、審議会が召集され訂正、及び市長への答申が行なわれた事を受けて、午前中には料金の条例変更の議案が上程されれば所管する総務産業常任委員会(真井紀夫委員長)で説明し全議員にもということである。

 答申された説明資料の財務の内容的では、実質29.65%料金が値上げされることになり5ヵ年の単年度赤字を回避する収支となるが、利益剰余金から積み立てられる減債や建設改良積立金はギリギリであり、特の一般会計で予算化される道路改良事業が大掛かりとなった時の手当てについては見込まれていない状況である。このことは答申書の付帯意見で述べられているように「水道事業経営の独立採算制についても議論が必要」とされてることからも読み取れるように、水道管の敷設換えが生じた時にはこの先5ヵ年の収支にも影響がでることが予測される。
 佐々木水道部長は、これらのことも審議会の中で話し合われた事を説明した。

 このあと、執行部から『おわせ元気・満足度アップ予算について』説明があり、平成23年度から最長3ヵ年の事業期間で「尾鷲市の活性化のため、特別枠予算を設け特色ある先駆的な事業を展開する。」ことを目的に、市費による単年度ベースで計1千万円で尾鷲の産業・福祉・教育・文化などの分野で今後発展が見込まれる新規ソフト事業を主体として、地域住民や関係団体との連携事業、複数課の連携事業、県・他市町との連携事業などの3事業(以内)を優先し、原課の提案によるコンペ方式で決め実施する旨、報告された。事業は11月中に決めるとの事であるから、次年度の当初予算への計上を理解してほしいと言うことも説明の中に入っているのだろう・・・

 この他には、「地方議会議員年金制度の見直しについて」は総務省の考え方に対する全国市議会議長会の意見について、南議長より意見を求められたが全議員が同議長会の方針に異議無く同意した。

 また、国家賠償法「謝罪広告等請求事件」による裁判の判決言渡(10月14日同日原本交付)の写しが総務産業常任委員会に引き続き、それ以外の議員にも配布された。南議長の説明では、10月29日までに市は方針を決めるであろうとのことであった。

 市民との懇談会については、市長懇談会が終わってから議会運営委員会が中心となって行なうとの報告であった。


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  by mikikazu82 | 2010-10-21 17:38 | ミキカズの活動日記

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