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「尾鷲市総合計画」の後期基本計画について

 今日は伊藤市長のまちづくりの指針である、「尾鷲市総合計画」の後期5ヵ年を推進させるいわゆる「後期基本計画」について、全員協議会が開催されました。
今回で3回目の会議となり、特に今日は文言についての相違点であるとか、前期基本計画からの流れの中でプロデュースセンター機能のあり方等、継続されているものの確認とかが問われました。




 小生が質問したことは、1点目では前期基本計画の結果である総合評価では、市民が答えている5点満点表の中で、施策の重要度が4以上を指しているのに満足度はほとんどが2.5以下であると言うことです。これらは施策を遂行したにも拘わらず市民は厳しい評価をしているところから、後期にかけて前期基本計画の未消化の部分を置いてきぼりにしないことと、施策の遂行に対して行政側の自己満足にならないことを指摘したのである。

 もう1点については、他の議員の質問に対する答弁の中で、「観光交流元年」と「うみ業・やま業」との関連についての表現がイマイチであつたので、施策のビジョン部分を聞いたのであります。小生が考えるところ、例えこれから観光産業を構築して行くにしても、その対象を都会の方々としたときには、観光の目玉(素材)はあくまで「うみ業」であり「やま業」であると言うことをしっかり描くことであり、そのことが第1次産業へのてこ入れであり、水産物や林産物等の生かし方をどう展開していくかと言うことである。
 これまでにもおこなった水産物の流通と、経済効果の調査にしても中途半端な状態であり、多くの計画の中から、実施計画の中で施策の優先順位が見えてくると言うことであるので、そう言った調査等はしっかりした分析と将来像をまとめていただき、施策を検討する材料にしたいものである。

 そして議員の問に市長が答えたことは、今回は実施計画も後期基本計画と併せて提出するとのことである。これまでにはなかったことなので、財政の厳しい中での施策の優先順位を、早い時期に検討していくことは大いに市民の利益に繋がることであり、持続可能な自治体を目指し真剣勝負の如く行政と議会が、これまでにも増して切磋琢磨しなければ明日はないのである。

  by mikikazu82 | 2007-04-06 20:11 | ミキカズの活動日記

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