人気ブログランキング | 話題のタグを見る

尾鷲市クリーンセンター建設工事/談合問題の徒然な話 その3

 本日午後1時30分より、株式会社クボタ中部支社の支社長他2名の出席のなか、議員全員協議会が開催されました。

 事項書の議題には、「クリーンセンター建設工事に係わる談合問題について」とされていましたが、主たる事項は業者の謝罪であろうと認識して会議に臨みました。
会議冒頭、確かに業者の謝罪から始まりはしたが、以後の発言は、損害補償10%に対して反対する1議員以外から注文が出だし、結果的には市民にも分かり易いことから「業者に対し尾鷲市への社会貢献(環境問題なり、まちづくりなど)」はどうなのか、と新たな合意の条件提示の投げかけをしたこととなった。



 一方では、議案の関連書類として、「合意書の在り方と合意条件の3条への追記」が前回の議会運営委員会の書類不備として審査が延期していた箇所について、その判断は議会運営委員会が所管するモノにもかかわらず、その箇所の扱いまでも言及しだし、会議の趣旨、会議の流れ、会議の落し所が見いだせないまま、結果として、最後に発言した議員が会議をまとめることとなってしまった。

 結局、その中身や言動の良し悪しは別としても、潔かったのは損害補償10%に対して反対する1議員だったのかもしれない・・・?あとは、慎重に対応した古参や新人の議員は、慎重に対応したにもかかわらず、ひとこと言うことが良しとされるような雰囲気の会議となってしまった。

 小生は、従前から述べているように、このタイミングでの「業者の謝罪」については、その行ない方に疑問を持っていたので、この事態は想定の範囲である。なにごとも落し所を持って仕事にかかるべきで、そうでないと言い訳や人ごとのようになり、周囲からの信頼が伴わ無いようになるだけである。
何をどのようにしたらこうなるとか、幾パターンも持ち合わせていないと、船の帆先が何処を向いているか分からなくなるのである。
 
 私見だが、今回のようなケースでは、他の議員の意見をまとめるために議員全員協議会を開催しておき、その結果を議長と所管の生活文教常任委員長くらいが市長とともに、合意点を見いだすために業者との最終話し合いに臨むほうがよかったのかも知れない。


※ このブロク自体、小生の私見で運営しているのだが、小生の基本は「最大公約数」である。なぜなら、議員は地方自治法を遵守し、その上で市条例・予算及び市の総合計画(これら3件は、議会の議決で成立している)に則り活動するからで、「最大公約数」こそ民主主義に近いモノと考えるからである。但し、それらを卓越したオリジナルティな最大公約数以上のモノ(施策提案など)については最大限歓迎するところである。

  by mikikazu82 | 2007-06-21 23:58 | ミキカズの活動日記

<< 海洋深層水活用型温浴施設の整備... 総務産業常任委員会が開催されました。 >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE