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第9回全国民謡サミット・民踊の祭典が開催されます。

 平成11年、第15回全国尾鷲節コンクールが行なわれた年に、県の東紀州体験フェスタ事業の一環としての事業提案を、当時の市商工観光課の世古(現:税務課長)氏と組んで行ない1千万円(県1/2・市1/2)からの予算で「全国民謡サミット」事業が生まれた。

 この事業を県と市に提案した理由の一つには、もちろん尾鷲市を民謡のネットワークを持って全国へ存在を知らしめよう!そして、観光や経済交流の促進であったが、もう一方では小生は素人ばかりで行なってきた全国尾鷲節コンクールの実行委員会のメンバーに対しプロの演出や舞台装置、或いはイベント運営を味わいさせたくて、そう言った舞台づくりがしたく制作者等の招へい費をも含め描いていたのであったことから、全国キャラバンを中心とした事業費の使い方に矛楯を感じ一時期組織から離れていのであった。
 結局は、本分である民謡サミットの総会やそれに付随する基調講演やパネルディスカッションを担当する者がいず、お鉢が回ってきたのだったが黙って事を為した。
 その時の基調講演を務めていただいたのが三隅治雄氏で、現在の審査委員長をお願いしていることなど当時の財産を残しているし、他には小室 等氏の出演などや全体的には当時の北川知事まで舞台挨拶に来たくらいの実績を残しているので愚痴る気など無いのであるが、10年近くなり今は昔の舞台裏を話してもいい頃だろう。

 何はともあれ、第1回目に掲げた「民謡の全国大会を実施している市町村等が、情報交換、資質の向上及び伝統芸能の振興を図るとともに、将来的にはその地域間の文化・経済の交流を図り、親善友好のみならず新しいまちづくりの一助とすること」の目的が引き継がれて、第9回大会が島根県松江市で11月17日(土)~18日(日)の両日に、平成19年から5年間にわたる「歴史・文化・伝統の薫る城下町」をテーマに「松江開府400年祭」事業の一環として開催され、付帯事業の「民踊の祭典」はテレビで全国的に放映(録画)予定とのことで、文部科学省の公認をいただいてもいるがグレードがUPしてきているのである。

 結構、尾鷲市はイベントにせよ諸々の取り組みにせよ、全国の何処よりも先駆けて行なってきているにもかかわらず活かしていない・活かされていないのである。我々から言えばほかの地域でのものは殆ど手がけているように思うのだが、時代が少し早すぎる取り組みだったのか、はたまた、後続が来なかったのか、理性・感性の問題でもあるがこれまで色々と魁けのアイディアが湧き出ていたことは否めない。
 

  by mikikazu82 | 2007-08-16 07:09 | ミキカズの四方山話

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