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尾鷲市立小中学校の配置計画と耐震整備計画

 今日、第2回臨時会の説明のための全員協議会が開催され、その説明のあと、すでに生活文教常任委員会で示された「市立小中学校の配置計画」と「校舎等の耐震整備計画」についてが議題となり、市長、及び教育長をはじめとして、教育委員会総務課長や学校教育課長などが説明とともに議員の質問に対して答えた。

 小生が質問したことは2点である。1点目は統合された場合、5~6km、いや有に片道10km以上をあろうかというバスなどの通学が、小学校の1~3年のこどもたちにとって肉体的・精神的に大丈夫だろうかということである。また、今回出された「市立小中学校の配置計画」は相変わらず小さいところをどうするのか、小さいところを廃止し大きいところに統合するのみの計画だけである。
 
 そこで2点目の、「校舎等の耐震整備計画」を併せて考えて見るとすると、例えば尾鷲小学校で12億7千万円、宮之上小学校で13億1千2百万円の整備費が必要となる。しかし、平成18年度における児童の数は両校で803人で、この児童数は、平成4年の配置構想時の尾鷲小学校1校の777名から僅かに26名多いだけなのある。はたして、10年かけて両校合わせ25億8千2百万円かけて整備したときに、その10年後の児童数は何人なのだろうか?また、不安の絶えることがないまま何年も待たされる耐震計画よりも、もし一ヶ所のみの整備で解消されることができれば、早期にこどもたちを安心して通学させられるという考え方もできるのである。

 だから、いろいろなパターンの配置計画を示し、専門家や特に保護者や未就学のこどもを持つ親たちに考えてもらうことも、地域エゴを超えた適正配置の姿が見えてくることもある。

 小生は、単純にこことここをくっつけてしまえばいい!などを言ってるのではない。早い時期に安心して勉強が出来る学校環境(耐震整備)を考えることや、小さいからといって、大きい学校に統合させることが地理・距離的なものの不安解決になろうはずがないと考えるからである。
 
 また、古江小学校の例があるように、休・廃校とした地域のまちづくりを考えるべきで、もし、そのままにしてまちづくりを置き去りにしたら、そこのまちの過疎化に拍車が掛かるのである・・・

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  by mikikazu82 | 2007-10-11 21:24 | ミキカズの四方山話

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