認定こども園を視察してきました。

 7月23日(水)・24日(木)の二日間認定こども園の先進地視察を行なってきました。・・・と言っても小生は、視察グループにお願いし同行させていただ次第で、いろいろなタイプの認定こども園を設置するまでの経緯や各自治体での保育に対する在り方を学ぶことになりました。

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 この写真は2番目の視察地、滋賀県大津市本堅田から琵琶湖を臨むと、近江八景「堅田の落雁」で名高い浮御堂(海門山満月寺)が目の前に写ってきます。

 最初に訪ねたのが滋賀県米原市のいぶき認定こども園で、公立の保育園と幼稚園を併せた施設である。
 「就学前の保育・教育のあり方検討委員会」を設置し、【子どもたちの育ち】【保護者の子育て】などの現状と課題をあらいだし、保育内容の一元化・子育て支援の強化・一体化施設への移行として保育機能の一元化として「養護と教育」が一体となった保育と、公立でありながら民間園の特徴である独自性を活かした進め方をしていた。
 ここの認定こども園では、長時間部(保育園組8:30~16:30、7:30~18:30)と短時間部(幼稚園組9:00~14:00)としてわけた方式をとっていた。

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 米原市は平成17年、5市町で合併していて5地区にそれぞれのかたちで保育園・幼稚園がある。なお、0~6才は2,546人とのことであった。
 ここの施設は現存する施設を活用した幼保一体化で、多雪地帯らしく床暖房などや採光の工夫が凝らしてあった。


 2番目に訪ねたのは、滋賀県大津市本堅田の認定こども園社会福祉法人 夕陽会 本福寺保育園は、本福寺(浄土真宗)境内にある民間保育園で、保育に欠ける子どものみならず、保育を受けたい子どもを受け入れたかたちので、保育のなかに「体操教室」や「茶道教室」「英語教室」などを取り入れた独自性があり、仏参などもおこなう宗教的環境のなかで「たくましく明るい子」「思いやりのある子」「積極性のある子」に育てるという運営方針を持った保育園であった。
 
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 園児がこども園(幼稚園組で9:00~15:00))が60人、保育園(9:00~19:00)が243人で施設的(駅前に分園を持つ)には少し手狭のようの思えたが、地域では人気の保育園のようだ。

※2つの認定こども園に共通したことは、保育園組みと幼稚園組とも在園時間中のカリキュラムは同じで、おやつの時間を挟んで保育園組独自のカリキュラムが組まれていたことである。


  3番目は、三重県内の伊賀市にある社会福祉法人 伊賀市社会事業協会』で、ここでは認定こども園に関するメリット・デメリットなどの意見交換会となったことや発達障害児等についての取り組みが熱心に話し合われ、最後には併設された療育施設の見学が行なわれた。

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 社会福祉法人 伊賀市社会事業協会』は、トータル的な福祉事業をおこなっている団体で、認定こども園そのものについて議論が2時間近くも交されたように県内でもリーダー的な位置づけのようであった。将来の保育の在り方などから、障害児の将来など自治体(伊賀市長の方針)の考え方による福祉への取り組み方や、国の行財政改革による緩和策についても論じられたのだったが、「自分たちが地域の子育てを何とかしなくては!」と福祉のリーダーシップを発揮していることが伝わってきた。


 尾鷲市のおいても、輪内地区の少子化から賀田町にある南輪内保育園では20数人となっていることや(スタート時は90人定員)、三木幼稚園・飛鳥幼稚園などの存続も危うくなっており認定こども園制度が始まる以前から、既に古江小学校跡で幼保一体型施設での保育の取り組みが検討されたが海洋深層水事業のために残念した経緯がある。
 尾鷲市の周辺地域での幼保のあり方や、今後、全国的にも或いは三重県においても認定こども園型への移行も避けられないような時代が無きにしろあらずなようなので、ますます研究の必要性有りのようだ。


 今回の視察は、目的を伺い無理を言って視察に参加をさせていただいたのだが、さすがは現場組の視察だけあって視点も高く、また議論のなかに認定こども園療育のあり方など全体的な地域の子育てについて、具体的な問題点が浮き出てくることから新たな感覚の受け取り方を強いられ、小生自身の認識に変化が生じたことや改めて子育て支援に対する施策への関心が高まったのである。
 なお、もう少し詳細な話や資料をいただいたのだが、それらは今後の活動に活かしたいと考えるのである。

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  by mikikazu82 | 2008-07-25 00:18 | ミキカズの活動日記

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