今日から、平成19年度の各会計決算の審査を行ないます。
尾鷲市のような小さな自治体でも合計すると200億円をはるかに超す決算額ですから、あれはしないのか、これはどうなのかなどと注文を出すこともある予算審査が住民福祉のあり方、或いは産業振興などの施策遂行的な審査としたら、決算は費用対効果をチエックすると言っても過言ではありません。
小生、議員活動を始めてから毎年のように決算審査に参加していると、基本的な本市の財政の流れを把握できていると思えることと決算によって将来の財政運用が見えてくるような気がします。
小生が議員となったころ(平成6年)では自治体は予算主義の時代であったようで、決算審査特別委員会に予算書を持ち込み予算説明時との違いを問うと当時の先輩議員からは「もう済んだこと!」などと野次られていたように記憶しています。その後国の財政難から行政も質の時代となり成果主義が唱えられるようになり、近代では決算を検証して先々の行政運営を考える財政に強い自治体が増えています。
議員のバイブルは法律(地方自治法と市条例の理解と解釈)と財政(予算審議・決算審査を解明)を自分のものにしていることだと言えます。
予定では、本日から19日(金)までの5日間順次審査していくわけですが、計算違いとか誤字や記入漏れ、或いは解釈間違いとかで騒ぐのではなく、費用対効果を把握し今後の住民福祉のための予算等に反映されるような財政に対する認識を高めたいと思います。
効率の良い行政運営を遂行すれば、財政に良き効果をもたらすこととなります。しかしながら、そのことは市長をはじめ、職員の認識、いわゆる公僕であるというプロフェッショナルな意識次第でもあります。もちろん議員も同じです。
※ 写真のない記事が続いている次第ですが、週末から八幡さんの祭りにかけてふんだんにUPしたいと思いますので期待してください。
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by mikikazu82 | 2008-09-12 08:22 | ミキカズの活動日記