生活文教常任委員会が開催されました。
審査では、民生費の中の児童措置費の障害児保育事業費補助金が19年度769万円に対し、20年度では今定例会の補正予算900万円を加え一般財源のみで2千105万円になっている要に増加傾向にあることから、現代の分散した保育(療育)から一極集中で療育とする考えなど今後の取り組みについて議論をさせていただいた。
また、小中学校耐震整備総合計画策定業務委託料2千249万円について複数の委員の議論が集中(平成20年9月26日付、南海日日に委員会審査の記事が載る)した教育委員会の予算では、結果的には各学校の現況をすべて確認せず、学校ごとの改修方法を示さずに口論だけ行なってきて、時間がギリギリになってから第三者機関に耐震整備の方法を総合計画と称して策定していただくことを言い出してきただけである。
奥田市長や田中教育長が改築或いは補強を含め、各学校の今後のあり方と改修方法を示した整備計画書を策定して示していれば、本来なら、今頃は実施設計の業務委託料が計上されても然りである。今後、小中学校耐震整備総合計画が策定されれば実施設計に進む前に、この改修方法で良いのかとの議論をしなくてはならなくなった。
それに尾鷲小のように実質的には非木造での整備を水面下で考えながら木造校舎の耐震診断を計画している。方向性がしっかりしていれば自ら選択して委託できる調査であるが、一方では、具体的な学校の配置計画を示さず九鬼・三木・三木里小学校の木造校舎の耐震診断を予定していないことや、宮ノ上小学校や輪内中学校は果たして補強のみで可能なのかなどと、これからの5~10年先の児童・生徒数を考えた学校の整備方法となっているのかなどの重要な議論を置き去りにした進め方である。
そんなことや議論すればするほど奥田市長のただ単なる補強での改修構想に矛盾が生じてくることから、議論が3時間近くも延々と続いた。
この学校の耐震化問題に関しては、議員個人の一般質問などを除けばこれまで一度たりとも議会側と議論することもなかったこともあり、議会としても、いま一番の重要な施策課題でもあるとの認識から委員会は午前10時から始まり、会議規則の午後4時を過ぎても会議は続いたのであった。
また、会議が始まる前には光ヶ丘墓地上段に完成した新墓地を視察しました。
この新墓地は、「近畿自動車道紀勢線/尾鷲北インター」取り付け道路による坂場墓地からの移転が必要となり、拡幅工事が進められていたものが完成しました。
200区画(2m×1.5m/区画)で、坂場墓地からの移転箇所が決まり次第、希望される市民の方々からの申し込みを受け付けるとのことである。
それにしても、広々としていて市街中心地が臨め、これまでのイメージと違って墓地公園といった感じに仕上がっています。
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by mikikazu82 | 2008-09-24 23:43 | ミキカズの活動日記