質疑や一般質問が行われました。
この裁判費用の20年度分ついて、我が自由クラブ4人は奥田尚佳氏個人が対象に名誉毀損で裁判が行なわれていたものが尾鷲市へ振り向けられたことから、裁判に対して市が被告ということで公費支出するものと判断から賛成した経緯があるものの、今回の奥田尚佳氏が市長という公の職にあるものについて兼業を禁止してる「税理士法違反」における議会への説明などにおいて、説明の度に重ねるあいまいな返答や問題のすり替えなどから、新年度にあらためて予算化された報償費について、いささか矛盾を感じ出しての質疑をしているようであったが、一審敗訴で市長職を辞することや裁判費用全てを弁済することが本会議場で確認された。
また、宝くじ関連のまちづくり補助金については、当初500万円(2団体)を計上しながら、結果は1団体の200万円が対象となっただけのことから減額が生じたもので具体的な説明とは言いがたいような答弁だったが、最近何故だか、まちづくり組織の育成とか積極的な郷土の文化や芸能などの掘り起こしに行政側の熱意が見えないのが残念である。ちなみに新年度は250万円が新産業創造課で事業予算として当て込まれている。
2番手に質疑を行なった濵中佳芳子議員が新年度予算について質したなかで、年間を通じて任命させていただいている学校評議員制度について、廃止された報告や議論が無いにも関わらず、38人分の報償費38万円が予算計上されてないことを指摘、この欠陥予算について市長と教育長が壇上から謝罪を繰り返し、早い時期に予算を補正したいことで議会に対し了解を求めた。
教育総務課長の答弁に、「支給は年度末なので・・・」と不適切発言が波紋となり問題が大きくなってしまったような感じであった。
その他では、與谷公孝議員が水道事業会計について、また、三鬼孝之議員が濵中佳芳子議員の質疑に関連して、生活文教常任委員長の立場から関連質疑を行なった。
濵中佳芳子議員とのやり取りのなかで、この予算計上されていなかった件に関して、今定例会で議案として提案したのちに気づいたとの説明を行なっていたが、それなら何故議会への報告や、あるいは相談して適切な処置をしなかったのかと、行政側の軽率な対応が本会議場で大きな取り扱いをせざるを得なくなった。ここ数年来、数字の間違いなど緊張感に欠ける間違いが多いように感じる。
奥田尚佳市長が始めて指揮を執る新年度の当初予算ということで、もう少し質疑があるものと想定していたが、実質通告した3人だった。一般質問の通告も6人である。
・・・がしかし、通告された議員以外も委員会審査で日ごろの議会活動の成果を期待したいと思うのである。兎に角、議会は奥田尚佳市長の問題は問題として扱うにしても、施策や予算などにおいて市民のみなさんが不利益を被らないように、それぞれの議員がチェック機能として審査・議決に当たらなくてはならないのであるから、そのことに取り組むことが市民評価を得ることであると認識する。
会議は午後から一般質問が始まり、1番手として濵中佳芳子議員が少子化対策とこれからの広域行政についてをテーマに壇上へ上り市長の所見を問いただしたが、質問の中心となった輪内地区の子育てについては「認定子ども園」などの新しい保育スタイルについても議論が出るも、未確定部分の多い答弁だったように感じた、反面、広域行政を行なうに当たって、「税理士法違反」で刑事事件をおこした者が市長職では信頼しあえる外交が出来るのか、これまでの言動からトップセールスなど出来る状態でなく尾鷲の損失になるから辞するべきとの感じであった。
※質疑や一般質問については、大部分が地元新聞等へも載ることからそちらの方もご参照願いたいと思います。
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by mikikazu82 | 2009-03-07 09:11 | ミキカズの活動日記